この物語を聞いた時
私にできることは、どんな小さなことでも
このハチドリのように精一杯やろうと思いました。
カンボジア学校建設に
「はちどりプロジェクト」という名前をつけたのはこんな思いからです。
この物語には、こんな続きがある気がします。
“はじめは馬鹿にしていた他の動物たちも
懸命に水を運ぶハチドリを見て
「俺もやらなくちゃ」「僕も」「私も!」
やがて森中の動物たちが、
森の火を消すために水を運び出したのです。
みんなの力をあわせて、森の火はなんとか消すことができました。
小さなはちどりは、喜びもつかの間
こんどは小さなくちばしで、地面をつっつきだしました。
森の動物たちは、こんどは何もきかなくても
はちどりがなにをしているかが、わかりました。
森の動物たちが力をあわせて作り直した、みんなのあたらしいすみかは
はちどりの森、と呼ばれるようになりましたとさ。”
誰かの、何かのきっかけになる。
そんなはちどりでありたい。